断捨離余滴

断捨離余滴

一宮 弘子・著
A5判・並製本
152ページ
定価:本体1,500円(税別)
2023年11月23日発売
ISBN:9784909782731


80歳を目前に断捨離をはじめた著者。
床いっぱいに広がった物のなかには、これまでのいろいろな思い出が――。
80歳を新たな出発点にするための一区切りとして、文芸誌に発表したエッセイ13編と、新聞投稿の文章63編を本にまとめました。
健康のこと、犬たちとの生活、趣味の山登り、家族との思い出など、著者の好奇心と前向きな姿勢が魅力的なエッセイ集です。

《目次》
幸せの尺度―エッセイ1―
物忘れ
魔法の呪文
笑い上戸
還暦
化石の我が家
パイプドリーム
生きるとは?
プールが楽しい
田宮の天神さん
ハングル文字の国(1)
ハングル文字の国(2)
異国で見た阿波踊り
詩二編
血縁
◦良き妻はこの道の先輩(小原章次)
◦人形とともに(小原伸二)
◦バングラディシュにて(横佩香織)

日々是好日―エッセイ2―
犬との縁
のんきな暮らし
健康のために
趣味のあれこれ
自然に感謝
家族をおもう
子どものころ
世界のなかで

あとがき

《著者紹介》
一宮 弘子
1944年、徳島市生まれ。俳号・尾原葛。
30歳過ぎから俳句を作りはじめる。現代俳句協会会員。俳誌「麦」同人。1986年「麦」新人賞。
著書に『二人で78さいと14かげつ』(1983)、宗武子『鮎が飛んだ』(1995)、句集『デッサン』(1989)、句集『てくてくてく』(2004)、共著に『阿波』(2015)。